今年5月に先行講座として座学、京都ツアーがあり、大好評だった蔵田先生の京都と文学に関する
講義と現地を歩くツアーがセットになっている講座です。
現地セミナーの前に教室では川端康成『古都』を中心に作家や文化人が愛してやまない京都の底深い魅力を
たっぷりお聞きしました。蔵田先生の講義はまるで一種の芸のように面白く、それでいてためになり
新鮮な発見もあります。京都への日帰りバスツアーも、そんな蔵田先生が選ばれる行程であり、現地での解説付きなので、
他では味わえない面白さが堪能できます。
今回の現地セミナーは11月23日(祝)という、京都への紅葉狩りを目当てに全国から観光客が押し寄せる日に実施され、
さすがに行き帰りのバスは大渋滞に巻き込まれてしまいました。しかし京都市内に入ると蔵田先生の道案内により、
意外にスムーズにバスも進み、目的地は観光客も少なく、ゆったりと秋の京都を楽しむことができました。
平岡八幡宮でのお火焚きの時間に合わせるため、神社に行く前に立ち寄った法金剛院はとてもいいお寺でした。
紅葉も美しく、丹精込めて咲かせた嵯峨菊も見事で、庭園もよかったです。本堂の十一面観音像もちょっと妖艶な
色気のあるいい仏像でした。なぜかほとんど観光客がいなかったです
(蓮で有名なお寺なので、夏は混み合うようですが)。
平岡八幡宮では宮司さんが神事の前に神社内の案内と解説をして下さったのですが、非常にお話もお上手で
わかりやすくて聞き惚れてしまいました。お火焚き神事も厳かな中に地域に密着した親しみやすさもあって、
とてもいい体験ができました。
その後は湯豆腐嵯峨野で遅めの昼食をいただきました。ここで「森嘉」の湯豆腐を味わいました。
「森嘉」というのは、川端康成の『古都』はじめ数々の小説や随筆に取り上げられる有名なお豆腐やさんです。
確かに納得の美味しさでした。
(りん)2004/12/6 |