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「浪速の歌う巨人パギやん」の異名をとり、全国にファンも多いシンガーソングライターの趙博さん。歌手としてだけでなく、故マルセ太郎さんの遺志を継ぎ「歌うキネマ」と称する映画1本丸ごと1人で語って歌う舞台を演じる芸人としても高い評価を得ています。また長年、大手予備校の英語教師として教壇に立ち、教えることにかけてもプロ。今回の特別講座は、そんな趙さんが歌手になったり芸人になったり、教師の顔になったりして多面的な魅力を全開してくれました。
韓流というと、「冬のソナタ」をはじめとするテレビドラマや韓国映画に熱を上げるいわゆる韓流ブームを想像する人も多いかと思います。「冬ソナ」2話目で早々と挫折した私にすれば、韓流ブームって何なのか、なぜ急に韓国人スターがもてはやされるのか、いまだに理解できませんが、韓国文化には関心を持っていました。
10年ほど前のことです。友人から「ぜひ一度ライブを聴いてみて」と趙さんを紹介されました。その友人は韓国文化や歴史に詳しく、チャンゴ(韓国の太鼓)を習ったりもしていました。とくに韓国という国に興味があるとか文化に惹かれるというのではなかったけれど、友人の言葉のままにライブに出かけ、これはスゴイと思いました。 超博さんとの出会いがきっかけで、映画「風の丘を越えて」を観たいと思い、レンタルで観て、これまた衝撃を受けました。
映画だけでなく、生の舞台や音楽を体験する機会もあり、自分の中でだんだん韓国や朝鮮文化が親しいものになってきました。韓国文化を語るうえで絶対に外せない「恨(ハン)」については、まだまだ実感を伴って理解できたとは言えないけれど、今回の趙さんの講義によって今までよりは理解が進んだ気がします。
受講されたみなさんも趙博さんのしっかりした講義と魅力あふれるサービス精神を大いに楽しみ、ユニークで充実した講座となりました。「映画の話をもっと聞きたい」という声も出ています。また次の機会にお呼びすることが出来たらと思っています。
(2007年2月 りん)
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