今回お邪魔したのは、毎週開かれている月曜10時からの講座です。
教室には7〜8名ほどの受講生の姿がありましたが、皆さんキャリアが長く、30年以上という方も
何名かありました。だから雰囲気も非常に家庭的な親密感にあふれ、和気あいあいと作業に励まれています。
「全くの初心者だとこのクラスは無理でしょうか?」と講師の森井先生に質問してみました。
「いいえ。そんなことはありませんよ。皆さん、ご自分の希望と能力に合わせた作品に取り組まれているので、
初めての方にはこちらから取り組みやすい作品見本をお出しして、基礎から指導させていただきます。」
とにっこり微笑みながら答えて下さいました。
30年のキャリアのある滝沢チズ子さんに、木彫の魅力について尋ねてみました。
滝沢さんは元々、手仕事が好きでいくつものお稽古事をされていたそうです。
ある日、ご近所の方に勧められ木彫りを始められたところ、その面白さにはまってしまったのだそう。
「無心になれるところが好きなんです。出来上がった作品の形を思い描きながら、
彫り続ける時間の楽しさが魅力ですね」。
「若い頃は一気にガーッと彫り上げる楽しさがあったけど、今は今でひと彫りひと彫り楽しむことができる。
この趣味に出会えて本当によかったわ」と話して下さいました。
記者がお邪魔している間、皆さん、それぞれの作業を進めるために手を動かしながら、
それでも質問には大変感じ良く親切に答えて下さいます。帰る時には「はい、これ」と
キャンデーまで分けて下さって、なんだか次の週もまた来たくなってしまう、そんなあたたかいクラスでした。
2004/1/6(りん) |