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講座リポート

人間関係が10倍楽しくなる心理学〜個性心理学
講師 個性心理學研究所名古屋支所代表 三森 幸子
水曜(第2)10:30 ※1day講座が9月10日(水)10:30から

 梅雨の晴れ間の窓は、息を潜めた夏を映す。人待ち顔の観覧車が銀色の空を乗せてゆっくりと弧を描く。

 心の中にある幾つもの部屋は、昔使っていた24本の色鉛筆のように多くの表情を持っている。色彩は天候や体調、とりわけ人と会う時に多彩な色使いを見せる。

 今日の出会いは何色かしら・・・と期待しながら、教室の扉を開けた。

 「生年月日によって分けられる『12の動物キャラクター』は、ご自身の本質を現していますよね。そして、『MOON・EARTH・SUN』の3分類のいずれかに当てはまる所があるのではないですか」

 講師の三森先生の言葉に、教室内に[言いえて妙]と言わんばかりに笑いがどよめく。

 友人、嫁姑、夫婦、対社会など、皆さんそれぞれに納得する点があるようで、「なるほどね〜」「だから、そうだったのね〜」と、和気あいあいに感想をもらし、意見交換する。

 穏やかなMOON<グー>・しっかりしたEARTH<チョキ>・元気なSUN<パー>からなる「ジャンケンの法則」は、同じことを別の人から言われた場合に、素直に聞けたり、気になったりする心の中の不思議さに相関するのかもしれない。家族や友達同士の関係にも参考になりそうなヒューマンリレーションである。

 ちなみに子育てにおいて、この3分類別の接し方として……人の気持ちを先に考えられる、優しいMOONには、話を最後まで聞いてあげる。自分のペースを大切にするEARTHが何かに取り組んでいる時には干渉せず、区切りがついてからにする。思い立ったらすぐに行動できるSUNには、小さなことでも「すごいね」と言葉がけをすると効果的だといわれる。

 さらに、「本質(本当の自分)」の要となる12の動物キャラクターのイメージと、その特徴を端的に挙げてみると---

 ●狼=家族を大切にする。物事を客観的な視野で判断する
 ●こじか=警戒心が強い。安心できる環境のもとでやる気を起こす
 ●猿=仲間意識。細かい事にまでよく気が付く観察眼の持ち主
 ●チータ=陸上動物で最速。超プラス志向、過去を引きずらない
 ●黒ひょう=陸上で最も美しい動物。時代の先端をいち早くキャッチ
 ●ライオン=百獣の王。自分に優しく、他人に厳しい
 ●虎=密林の王。マイペースで悠々とした印象
 ●たぬき=取らぬ狸の皮算用。見掛け倒しのかっこよさには興味を示さない
 ●子守熊=人気者。根気や忍耐力に恵まれている
 ●ゾウ=陸上の動物で最大。根気や忍耐力に恵まれている
 ●ひつじ=群れをなす。信頼されるとやる気を出す
 ●ペガサス=天空を駆け巡る。飛びぬけた才能をもっているような天才肌

 に分類され、この本当の自分を表している「本質」の通り生きられれば、ストレスのない暮らしがおくられるが、これ以外に「表面(見せる自分)」「意志(考える自分)」「希望(未来の自分)」を映す動物キャラクターが隠れているという。

 私も診断して頂いたところ、「本質」は[海洋EARTHゆったりとした悠然の虎]、家人は[大地EARTH愛情あふれる虎]。

 予想とは逆にもったいないような、詩的な表現に勇気づけられた?感があるが、環境その他によって潜在的な本質と前面に現れている性質が混ざり合ってパーソナリティーが出来ていって、時々「本質」を意識しながら、社会と折り合って自分の心に責任を持って管理し、整えることがストレスフルにつながるのかなって、思ったりした。

 講義が一段落してから、同じ動物キャラクター同士に分かれてのグループディスカッションに移った。皆さん打ち解け合っていい表情をしていらっしゃる。このコミュニケーションこそ、人間関係を楽しくする方法なのかもしれない。

 季節のベクトルは夏に向かっている。晴れやかな空に描く絵は、それぞれに、しなやかに躍動的に、美しい色を選び取っているだろう……。
(2008年6月 インディ)
 はじめまして。インディです。名古屋・栄のビルにあるという「ACCカフェ」の窓を思い、眺め続けて5年。
 やっと扉を開ける勇気ができました。店内は元気いっぱいのいい感じの仲間が和気あいあいと何やら議論しながら盛り上がっているようです。
 そっと後ろの席の椅子を引き、「新参者です。よろしくお願いします」。小さなカフェの一番小さなテーブルに、小ぶりのカップをそっと置きました。
 ゆったりのカフェは落ち着きも魅力のひとつでしょうか。ちょっとがんばってみた第2弾リポートです。