10月から始まった新しい形の茶道講座。男性だけの特別なクラスで、場所は名古屋市中心部の神社。
地下鉄上前津駅から歩いて1分もかからない春日神社のお茶室に入る。都会とは思えない静けさにある。
講師の柴田宗匠は、京都の家元の茶会や稽古にも参加するという人だという。
だが、そう聞いたからといって気後れしそうになるような、難しげな気配などさらさらなく、
とてもきさくで、初心者にも丁寧にお茶の手ほどきをしてくれる。
宗匠がその日にあわせてしつらえる掛け物、茶道具のとりあわせも妙で趣深いものがある。
ここまで季節感にこだわる道具選びをする教室も珍しいのではないか。
気軽に入れこそするが、妥協はなく、本格的な茶道の世界に触れることができると感じた。
「男性だけ」とわざわざ限定版にしたことで、これまでお茶に興味はあっても敷居の高さ、入りにくさを思っていた人には
ぴったりだ。なかなかにくい趣向ではないか。
一通り終わったところで、一服のお茶を楽しみながら宗匠と受講生で和みのひとときがある。
これが楽しい。
お茶はなにより心、そして季節感・・薀蓄(うんちく)のある話が尽きない。
2004/12/02(ムッシュー亀) |