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私自身文章を書くことが大の苦手。今でこそ何とか一応は書けるようになったとは思っても、読み返すと意味不明な文章だったり、主語がなかったりしてあわてて書き直すことも度々だ。以前からこの講座が気になっていたが、開講日程が合わず断念。今年こそと思ったのに、5回のうち都合がつくのは2回しかない。では講座の体験レポートを書くということで、1回目の授業だけでも見学させてもらうことにした。
教室に入ると受講者の年齢の幅が広いのに驚いた。何しろ講座の紹介文が「入社や入試に欠かせない小論文の書き方」なので、そういった人たちを想像していた。何人かはそういう目的で受講したそうだが、ほかは大学や大学院に社会人入学しようとしている人だったり、いつも新聞などに投稿しているという人だったりで、目的も年代も実にさまざま。
では実際の授業はどんなだろうか。まず小論文の基本として、分かりやすい文章を書くためのポイントについての簡単な説明があり、論説文をどう読むかの練習をする。その日の新聞から「天声人語」、社説、声欄の投書を取りあげてそれを「縮約」することだ。全体をいくつかのまとまりに分け、それぞれ何が書かれているのか読み取るということを講師がやってみせたり、受講生に質問したりしながら実践していく。確かにそうやってみると、一読した時にはわからなかったことが読み取れることを実感!(私だけ?)。この縮約をしながら自分ならこのテーマでどう書くかを考えてみてくださいと言われる。
授業の後半はいよいよ書くことだ。与えられたテーマで制限時間内に小論文を書く練習。みんな黙々と書いている。次回に受講生たちが書いた文章をサンプルとして、どういうところが良いか、どう直したらいいかなどを実際にやっていくとのこと。みな同じテーマで苦労したこともあって、この作業がとてもためになるのだそうだ。残念ながら次回は参加できない。でも、わずか2時間ではあってもたっぷり頭をつかったし、文章を書くヒントがたくさんもらえた気がする。
入社や入試に限らず、人に読んでもらえるようなきちんとした文章を書きたいという人はたくさんいるはず。私ももちろんその1人だけど、社会人になると仕事で文章を書く必要がある人も多いだろう。そんな人にぜひおすすめの講座だと思う。できれば入社・入学試験期に集中しての講座ではなく、いつでも受けられるような形の常設講座にして欲しいと思う。
おまけ編。縮約すると文章の内容がよく分かる、というのはよく分かった。でも、書くことと読むことって関係があるの? 今までまったく別のことだと思っていたのだけど・・・。講座が終わってから伊藤講師に質問してみた。以下は私なりのまとめ。
論説文を書くためには「流れ」が大事になる(私は流れとは構成のことだと理解しました)。文章を縮約するということは、どういう流れで書かれているかを明らかにすること。文章が書けない人というのは、どういう流れで書いたらいいのかわからない人が多いそうです。だから、実際の文章がどういう流れで書かれているかが分かるようになると、どうやって自分でその流れを作っていけばいいのか分かるようになるのだそうです。あとは、人を引きつけるために、どうオリジナリティーを入れるかを考えて・・・。
帰ってきてから、さっそく自分でも縮約してみました。1分もかからずに読める程度の短い文章なのに、ずいぶん時間をとられ、これでいいのかしらん、と不安も残る。でも、こういう練習を続けるといいのだそうです。わずか5回の授業だけど、この講座を受けて書き方が変わるという人は、本当に上手くなるそうですよ。私ももちろん教えてもらったポイントに気を付けてこのリポートを書いてみました。いつもよりは分かりやすい文章になっているといいのだけれど・・・。
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