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<講座リポート>
「自然案内人」入門講座
講師: 飛騨インタープリターアカデミー学長 日曜 
岐阜薬科大学名誉教授 水野端夫ほか    講義は原則第2日曜10:30〜12:00 柳橋
野外実習は原則第4日曜

画像 自然案内人入門講座吹く風もさわやかな陽気だった4月25日、「自然案内人」入門講座の野外実習に同行して、「海上の森」へ行ってきました。

バスから降りて、しばらく歩いたところで、ストレッチ。画像 ストレッチ風景山の木を模して動くところなど、さすが自然案内人入門講座です。(右写真は「杉の木」)その後、講師の先生から、救急セットについて、実際に道具を提示しながらのお話があり、皆さん真剣に聞き入っていらっしゃいました。

さて、本格的に山歩きの始まりです。
「あら、この花、かわいいですね。」「あ、これは○○という花ですね。」「これは、××という花に似ていますね。」
受講生の中から、答えが返ってきます。自然案内人入門講座だけあって、皆さん、自然の花草木に精通していらっしゃるのだなあと実感。

この講座は月代わりで、講師が変わります。今月の講師は、近藤紀巳氏です。
途中、先生が足をとめて、お話をして下さいました。
しかも、足元に生えているオオバコを題材に。
オオバコ・・。庭の草取りでなかなか抜けてくれなくて、いやな思いをした記憶しかないこの植物、しかも、別に山まで来なくてもその辺りに生えているこの草で、何のお話を?と一瞬疑問に思いましたがその内容たるや、実に興味深いものでした。
「オオバコというのは、人が踏み歩くところに生えて、その足裏に実をつけて、あちこちに繁殖するようにできている。だから、オオバコが生えているということは、人間が歩く土地ということだ。そして、こういった植物を足裏につけて動く人間が不用意に自然の中に入っていくことは、その土地の生態系を壊すことになる・・・。」
納得です。続きで話してくださったダイエット食品としてのオオバコの話も面白く聞きました。

この後も、ところどころで先生はいろいろなお話をして下さいました。針葉樹と広葉樹のお話、アカ画像 スミレマツのお話、植生を見るときに気をつけるとよいこと、どんぐりのお話などなど・・・。そのお話を聞くと、視野がぱあっと広がる心地がし、なるほど、自然案内人は、草花などの名前に精通しているだけでなく、こういった大きな視点で自然を愛する心を持っていることが大切なのだなと感じることができました。

また、同行された飛騨インタープリターアカデミーのスタッフの方からも道々いろいろなお話を聞くことができました。
「日本の松の実は基本的にヤニが多くて食べない方がよい。」「スミレはスミレ科のスミレという種類もあって、ややこしい。」など、面白く印象深いお話でした。

大正池でお昼ご飯。
中には、マグカップに粉末スープを入れて、飲んだ後、それをきれいにふき取って、また、コーヒーを入れられる方も。自然歩きの経験が豊富なだけに用意周到な方が多いようです。
「山で食べるラーメンはおいしいですね。」と、想像しただけでよだれが出そうなお話を聞いているうちに出発です。
画像 スカンポそうそう、食べるといえば、途中、スカンポ(私が子どもの頃は、スイバと言っていた記憶がありますが)が、たくさん生えていました。
子どものころ、学校帰りにたくさん食べた経験があります。
久しぶりに食べてみました。・・・・えぐかったです。

大正池まで行くまでの道はきつかったのですが、午後はわりとゆったり歩けました。
途中、先生のご指示で無言で自然の音を聞いてみたり、古窯の跡をみたりと面白い経験ができました。

普段自然の中に入ることをほとんどしない私も、楽しい時間を過ごすことができました。
5月は、清見村での野外講座が予定されているとのこと。
講師の先生も月代わりということですので、次はどんなお話が聞けるのか、これからも楽しみな講座です。

→この日歩いた「海上の森」の地図はこちら
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