ビーズ刺繍の第一人者としてマスコミにもよく登場される田川啓二先生のシーズン講座です。
名古屋では朝日カルチャーセンターの特別講座でしか受講できないとあって、今回も申し込み受付からあっという間に満席となった大人気講座です。
講座当日は広い朝日ホールが開講前から受講者さんたちで大にぎわいでした。今回の講座には198人が申し込まれていました。この数字。そして会場の熱気。まさに現代のビーズ人気を目のあたりにできました。
開講前からエプロン姿でかいがいしく(!?)スタッフさんたちに混じって立ち働かれていた田川先生になんと、独占インタビューできました。
「こういったシーズン講座は他の地でも行っていますが、いつも名古屋の生徒さんが一番熱心で教えやすいですね。
この会場も明るくて雰囲気がよく、気に入っています。
だから名古屋の講座はぼくにとって特別なんですよ」
さすが、ビーズ界の貴公子と言われるだけあって、女性ファンの心をつかむのがお上手!
でも華やかなイメージがあるビーズ刺繍ですが、今回の講座準備にかける地道な努力の部分も少し語っていただけました。
「今回は『和のポーチ』を製作しますが、2時間の講座内でできるのは恐らく完成までの10分の1程度だと思うんです。
後の10分の9も家で頑張って仕上げる人もいれば、途中で投げ出してしまう人もいるかもしれません。また、ひょっとしたら講座に出ただけで、ストップしちゃう人もいるかもしれません。
だけど、どの人も皆、ビーズ刺繍に惹かれて、刺繍を楽しんでもらえたのですから、どこでやめてもポーチとして使ってもらえるように、キットづくりには大変、気を使っています。」
たしかに今回のキット内には、本格的な京友禅の花柄、渋い色合いでしっかり縫製されたポーチが入っています。
もちろんビーズ刺繍が完成した作品見本は素晴らしいものでしたが、たとえ完成できなくてもお気に入りポーチとして使えるものを、という田川先生の行き届いた優しさがきっと人気の秘密なのでしょうね。
さて、いよいよ講座ですが、200人近くの受講生が一斉に製作に入っても決して大騒ぎにはならず、大変スムーズに進行していました。
田川先生はもちろんマイクを使って、前で説明されますが、どの席にも平等に近付いて受講生のお一人お一人に声をかけられます。
また途中で何度かビーズの刺し方の実演が教室内の4か所で行われ、初心者や質問がある方への個別対応もしっかり行われていました。(ただし、どうしても田川先生の実演場所に人が殺到していましたが)
私は不器用な上、手芸は食わず嫌い的なところがあったのですが、田川先生の作品を見ると「なんてきれい」「こんなの、持って歩きたい」と女心を刺激され、自分も欲しくなります。
先生いわく「その気持ちが一番大切なんですよ。自分で使いたい、誰かにプレゼントしたい、そういう思いで一針一針縫えば、ビーズ刺繍は必ず完成するんです。
決して難しいことは何もなく、だれでもできることなんですから」。
なるほど!あなたも挑戦してみます!?
田川先生のシーズン講座は次回もすでに満席(キャンセル待ち)ですが、11月分ならまだ間に合いますよ。
(2005年7月 りん)
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