「もっと自分を解き放って思いっきり叫んでみて下さい」「体もリズムに乗って。歌といっしょに今日のストレスを全部発散しちゃいましょう」
本田先生の笑顔に引き込まれるように歌声もどんどん大きくなって楽しそう。
メロディーもリズムも声だけで奏でるアカペラの魅力が伝わってきます。
でも1曲仕上げるためのレッスンではかなりの集中力も必要。
耳を研ぎ澄まして高・中・低それぞれ自分のパートの音程をキャッチしなくてはなりません。
先生がまず、ひとり一人のペースに合わせるように3つのパートをピアノで弾き分け、メロディーと歌詞を口伝えすることで、各々の人が自分のパートの音を取っていきます。(聴いて覚える方法なので楽譜が読めなくても大丈夫)
そして繰り返しの末に全員の声を合わせると・・・楽器とはちがうあたたかみを持ったハーモニーが生まれるのです。
無伴奏で人の声だけでつくる音楽ですから、メンバーのその時の体調がそのまま出ることもあるし、もともと持っている声の響きの美しさや言葉のスピード感が、重なり合うことによって他にはない雰囲気を醸し出す瞬間もあるのだそう。
‘03年の6月から始まった新しい教室ですが「むずかしいと思われるかも」との先生の心配をよそに、すでに素敵なアカペラグループにな
りつつあります。
これからレパートリーに加わるのは人気のクリスマス、ウインターソング。美しいハモりが完成したら・・次は発表の機会が待たれます。
この心地よい「人の声の和音」は聴いている人をもきっと癒すでしょうから。
「アカペラを始めるのに年齢や性別なんて関係ありません。
どなたでも大歓迎。歌を楽しんで幸せになって」と話す
講師のボーカリスト 本田智奏先生
(2003年11月) |