世界が注目するリコーダー奏者
太田光子さんがACC栄ギャラリーに
ちょうど1年前のこの時期、スタッフカフェのメンバーは10月から新しく開講する「チェンバロの匠が語る魅惑のバロック音楽」講座の準備に一生懸命でした。カルチャーセンターには初登場のチェンバロ製作者、安達正浩さんをメーン講師とした講座です。その安達先生が中心になって企画し、当日はナビゲーターを務められるというので、名古屋市東区の芸術創造センターで開催されたクラシックコンサートをのぞきに行ったのです。
クラシックコンサートには珍しく、曲目演奏前の安達先生の楽しいおしゃべりに観客席からの笑いや拍手が絶えなくて、これはもうチェンバロ講座は絶対に成功まちがいなしだねと皆で言い合いました。そしてその時の舞台で、太田光子さんのリコーダーのソロ演奏をはじめて聞きました。それはそれは素晴らしい演奏で圧倒されました。

リコーダーという楽器は、多くの人にとって「ああ、あの小中学校の音楽の授業で習ったたて笛ね」というイメージが強く、親しみやすい半面、あこがれの感情は持ちにくいものなのかもしれません。私も去年のあの日、太田光子さんの生演奏を聞くまでは特に興味のある楽器ではありませんでした。それだけに強烈な印象が残りました。大袈裟でなく、リコーダーってこんなすごい音が出る楽器だったの、と長年のイメージが一瞬で変わってしまいました。後で聞いたところ、ヨーロッパを中心に世界の舞台で活躍するほどの演奏家だと知って納得でしたが、素人でもわかるほど抜群に高いテクニックで、そして何より惹き付けられたのが太田光子さんの全身からあふれる輝くほどの明るさです。「楽しくって、楽しくって、しようがないの!」と全身がはずんでいるように見えました。大きな舞台だったので演奏者の顔がはっきり見えたはずはないのに、太田さんのチャーミングな笑顔がはっきり見えたように思いました。
なんとかしてもう一度、太田さんのリコーダーが聞きたい。できるなら、ACCでコンサートを開き、皆さんにもこの感動を体験してもらいたい。そんな願いがかなって、この9月22日(金)栄ギャラリーで「太田光子 リコーダーの世界」が開催されます。安達先生のお話と今年1月にも来ていただいた戸崎廣乃さんのチェンバロも聞けます。まだお申し込みされていない方は、お急ぎください。(栄教室 052-249-5553)
また、太田光子さんについてもっと詳しく知りたい方はHPをご覧ください。 http://homepage2.nifty.com/otamitsuko/

(2006年8月 りん) |