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りんの雑記帳
Vol.16
 
りん似顔絵<りん自己紹介>
人間を犬と猫、2つのタイプに分けるなら、まごうことなき猫タイプ。
「海と山では、どっちが好き?」と聞かれたら、迷わず「海!」
と言いつつ、家で飼っているのはチワワ(♂)で、最近ウオーキングにはまり気味。
 

おでかけカルチャーは魅力いっぱい

 「ものづくりをめぐる小さな旅」という現地講座は、毎月1回、講師の小出朝生先生(『手の仕事』編集長)と共に、身近なものづくりの現場を訪問し、職人さんたちのお話をうかがっています。12月は瀬戸にある陶芸家小野穣さんの工房を訪ねました。

 実は小野さんとは数年前にとある仲間うちの小さなパーティでお目にかかって以来の知り合いでもあります。当時、小野さんはまだ20代で陶芸家としてのキャリアは浅かったけれど、その斬新で清冽な作風が人気を呼んでいました。「モデル出身で元俳優」という経歴を実証するその美貌も評判でした。自然食レストランの厨房でアルバイトもしていて、その料理の腕もなかなかのものでした。「天は二物を与えず」と言いますが、小野さんみたいな人もいるんですね。

若手陶芸家小野さん小野さんの作品

 小野さんの工房までの道のりは、名鉄「尾張瀬戸」駅から歩いて20分ほど。瀬戸は名古屋から決して遠くはないし何度か車で訪れたことはあるのですが、今回の講座ではじめて瀬戸を歩くことで、その地の魅力も実感できました。まるでタイムスリップして昭和の時代に戻ったような商店街。いかにも陶芸の町という風情ある石畳の坂道。小野さんの工房は小高い丘にあって、周囲が緑に囲まれ、見晴らしも抜群です。

 工房はかなり広いスペースの作業場、窯、ギャラリーや倉庫として使えるニ階もあり、ここを借りるにあたって小野さんは自らの手で大がかりなリフォームをしたのだとか。
工房はこのアトリエ看板を目印に 「作業は1人より、周りに人がいたほうが集中できる」からとこの工房は小野さんだけでなく、月々の使用料を出せばだれでもいつでも来て、自分のものづくりができるのだそうです。

 講座で伺った時も小野さん以外に2人の陶芸家が作業中でした。黙々と各々の作品づくりをされていたのですが、受講生がろくろを初体験する時などは、つきっきりで丁寧に指導してくださるなど、本当にいい雰囲気の工房です。
お話を聞く
 ちょうどクリスマス前の時期だったこともあり、講座の後、皆さんそのまま残って、工房内のテーブルで小野さんの手料理をご馳走になりました。食通が多い受講生の方々も満足される素晴らしい味のエスニック料理と手づくりパン、本格コーヒー。しかも器がどれも味わい深く、小野さんや小出先生を交え、会話も弾みました。小さいけれど、贅沢な旅になりました。こういう現地講座、またぜひ企画したいと思います。どうぞお見逃しなく。
(2007年1月 りん)
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