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企画する講座は現地三昧。自然の中や面白い街を訪ねるカルチャーな旅。ご一緒にいかが?
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ゆらぎの森を歩く |
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3月の屋久島はもう、緑のまぶしい初夏のよう。
「巨木をめぐる屋久島の旅」は、2日目にハイライトの縄文杉コース終えてホッと一息、最終日の白谷雲水峡トレッキング道をゆっくり歩こうとしていた。
まったく縄文杉コースはウオーキングというより、軽登山、というより、修行のような道のりで、しかも防水カバーを掛けていたはずのリュックの中身がすべてずぶ濡れになるほどの大雨! 目的の縄文杉にたどり着いたときは、感激よりも、またあれだけの道を歩いて帰らなければならない・・という思いと恐ろしいので修験者のような面持ちの一同は誰もそれを口にしなかった。
打って変わって最終日は快晴で、歩きやすい道、キラキラ光る木漏れ日、桜の花も目に優しい。昨日はへとへとになって歩く人間の姿を木の上から小馬鹿にしているように見えた屋久猿の顔も今日は、可愛らしく映る。歩き通した達成感も手伝ってだろう、参加者たちもみんな和やかに、足取り軽く歩いた。それにしても、どうしてこんなに気持ちがいいのかしら・・・
講師のK先生が言った。

「この森は、背の高い木、低い木、ばらばらでしょう。それに若葉が青々としているのもあれば、まだ葉を出すのを迷っているような樹木もある。いろいろな要素がゆらいでいますね。でも何故か、極端に整った自然よりもこういうゆらぎのある場所にいると、とても癒されるような気がしませんか」
完璧なものよりどこか不完全だったり未完成な存在の方が、かえって人を癒せる・・・そうかあ・・・人間だってきっとそうだよね・・・と、ふと遠い名古屋に思いを馳せた。
受講生に冗談ばっかり言って、いつも担当者をハラハラさせる先生ですが、現地で授業の時々にさりげなく意味深いことを言われるので、びっくりします。きっとこれもゆらぎの森のチカラ。
(2007/1/5 by tamako)


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